ある 新入社員の 成長記録

アゴーラへ入社後は、アゴリアンズとしてたくさんの仲間や先輩と出会い、さまざまな体験が待っています。
どのような入社1年目を迎え、どのように成長していくのか。ある新入社員の足跡を辿っていきましょう。

田中 美咲  Misaki Tanaka
神奈川県鎌倉市出身、経営学部・マーケティング学科卒業、趣味はショッピングと美味しいもの巡り。

期待と不安を胸に入社式に臨む美咲さん。アゴーラへの入社後、彼女はどのような旅路を歩むのでしょうか。

  • 入社式20XX年4月1日

    仲間と出会う

    仲間と出会う

    初めて経験する入社式、どんな風に行われるのか、どんな人たちがいるのか不安と期待でいっぱいになることでしょう。

    日本全国から総支配人たちに引率されて、同期の仲間たちが集まってきますが、例年会ったばかりなのに、次から次ぎへと声をかけあえる雰囲気があります。

    私たちの入社式は一風変わったスタイルで行われます。これから支え合い、楽しみを分かち合う仲間とのファーストコンタクトは、とても重要で神聖な時間だと考えているのです。

    積極的に声をかけてくる人が多いことに驚かれるかもしれません。

    未知・不安と希望・期待が50:50

    とにかく、今からかんばるぞ!

  • 合同新入社員研修20XX年4月2日~

    身を引き締める

    いよいよ研修のスタート。自分と同じ気持ちの仲間と出会い、2週間の研修をお互いに支えあって頑張る勇気が生まれているはずです。

    私たちの新入社員研修は、A│Quest Forumというアゴーラ合同社内研修を受講した先輩社員が中心となって、カリキュラムを作成、彼らが中心となって細やかに研修中のサポートをしてくれます。異業種の方の講話や茶道体験など、ユニークなプログラムが中心で、一方的な講義などは一切ありません。全員で意見を出し合い、楽しみながらアゴーラのビジョンを理解していくことができます。

    この仲間たちとなら頑張れそうだ。

    みんなについていけるか不安。

  • 合同新入社員研修 <職場見学>20XX年4月13日

    先輩方に憧れる

    ホテルのいろんな部署を見学し、部署によっては少し体験もしていただきます。外から見ていると優雅なホテルスタッフも、何日も前から準備をして、多くの部署が協力し合ってお客様を迎えている。そんなプロフェッショナルな世界を体感することができます。宿泊、レストラン、宴会などのサービス部門だけでなく、人事や経理、営業などの管理部門も含めて、ホテルではたくさんのスタッフが働いています。職場見学を通じて、単なる憧れではない、具体的な将来像が見えてくるかもしれません。

    初めて見るホテルの現場にわくわく。

    現場の厳しさにどきどき。

  • 家族的チームワーク

    研修を支えてくれる先輩社員はもちろん、現場で働くスタッフたちも新入社員の入社を心から歓迎しています。私たちがOne Teamとなって、定期的に面談などを実施し、何でも言い合える「家族的チームワーク」で、一人ひとりに寄り添ったサポートを行っています。

  • 合同新入社員研修修了 <各施設へ配属>20XX年4月14日

    仲間との再会を誓う

    研修最終日はパーティー会場のセッティングを新入社員全員で体験。研修中に学んだことを思い出しながら、それぞれの役割に応じて会場づくりに取り組みます。そして最後は自分たちがセッティングしたパーティー会場で修了ディナーパーティー。それぞれの施設へと新たな旅立ちの時となります。研修を通じて仲良くなった同期たちはSNSなどで繋がり、働く場所が離れていても仲間として励ましあっていきます。これから始まる現場実習にもきっと前向きになれるでしょう。もちろん、先輩社員たちもずっとずっと支えていきます。

    同期の仲間たちと離れるのは寂しい。

    いつも私を支えてくれる仲間がいるんだ。

  • 自施設での新入社員研修20XX年4月15日~

    ホテルの仕事を知る
    フロアサービス

    初めにお客様をお迎えする重要な仕事。先輩は洗練された所作でお客様のお車のドアを開け、お客様をお迎えします。ドアを開ける時に、さりげなくお客様が頭をぶつけないように手を添えるなど、プロのテクニックと接客の基本である言葉遣いや所作を学びます。

    フロント

    ホテルの顔といわれるフロント。フロントカウンターに立つと気が引き締まります。外国人のお客様にも先輩は流暢な英語でスマートなチェックインを行っています。ホテリエらしいスマートな接客を学びます。

    ハウスキーピング

    ホテルのベッドと言えばシーツの張ったフカフカのベッド。それを慣れた手付きで綺麗に整えていく先輩の動きには一切の無駄がありません。お客様と直接向き合う部署ではないけれど、お客様の滞在の質を左右する重要なセクションです。

    レストランサービス

    窓の外に夜景が見えるディナータイム。上品な着こなしの記念日のカップル。洗練された手付きでワインをサービスする先輩の姿は、まるで映画のワンシーンを見ているかのよう。単なるお食事でなく特別な時間を提供するのがホテルのレストランです。

    宴会サービス

    多くのお客様に絶妙なタイミングで料理を提供する宴会サービスには一流のサービススキルが必要です。お客様の大切な宴席を一生の記憶に残る瞬間へと変える仕事です。

    調理

    ホテルの料理人はテーブルに『特別』を創り上げます。まるでキャンパスに絵を描いているように、食材をお皿の上にきれいに盛り付けていく様子は、調理アーティストのようにも感じられるでしょう。

    いよいよ現場の仕事ができる!

    最初のお仕事は、どこになるのかな?

  • 現場配属 <日本料理こよみ>20XX年5月1日

    笑顔が一番

    新入社員研修が終了した後は、自施設での研修が待っています。その道のプロがサポートしますので大丈夫です。初めての経験で戸惑うことばかりですが、まずできることは笑顔で挨拶することから。先輩方もここからスタートしています。

    また、配属されると名刺が支給されます。自施設の顔(代表)として、お客様と接する最前線に立つこととなります。

  • どんどん勉強する

    いよいよ本格的な仕事が始まります。配属した「日本料理こよみ」は二十四節気に基づいた日本料理をお出ししています。

    着物の着付けやすり足での歩き方… 。お作法やしつらい。お料理やお酒の知識。初めての経験と覚えなければいけないことがたくさんあります。何よりもお客様に喜んでいただかなければなりません。

    現場の緊張感の中で、経験が身になっていく、とても大切な時期。大丈夫です。たとえ失敗しても、現場の先輩たちがついています。

  • 醍醐味を知る20XX年年5月1日~

    試練を越え喜びを知る

    お客様の名前、好みなどを覚えて、次に来店されたときにお名前をお呼びする。「〇〇様、ワサビ抜きでしたね」、お好きな日本酒の銘柄とともに、新しい銘柄もおすすめしてみる。

    「あなた田中さんね、次もよろしくね!」と帰り際にお声がけいただく。

    こんなことも次第に増え、この仕事の醍醐味を味わえるようになるでしょう。

    配属まもないこの時期に訪れる試練となる繁忙期がGW。あっという間に過ぎ去ります。この時期を乗り越えたことで自信が持て、次へのステージが開かれます。職場や仕事内容にも慣れ、自分がしたいことが徐々にできるようになる充実感を味わえる時期でもあります。

    ゴールデンウィーク頑張ろう!

    そごとがどんどん楽しくなってくる。

  • フォローアップ研修20XX年10月1日〜

    フォローアップ研修

    成功や失敗を積み重ねながら、さまざまな経験を経て、半年が経過するころ、同期の新入社員を招集してフォローアップ研修を実施します。半年ぶりに顔を合わせる仲間たちは、それぞれの施設でどのように成長しているでしょうか。頑張ってきたことを研修の中でみんなに発表します。この研修では、「知識や経験がなくとも、お客様に寄り添ったサービス」を心がけて、日々努力しているスタッフを、同期の投票でアワードとして表彰します。

  • 未知なる未来のために

    サービススタッフにとって、お客様に名前を憶えていただくことは最高の名誉です。「また美咲ちゃんに会いにくるね」そう言われるような機会もきっと増えてきます。フォローアップ研修の終了するこの頃には、まだまだ未熟でも、お客様に対するおもてなしの心は必ず伝わるということを学んでいるはずです。ここからが、アゴリアンズとしての本当の旅路のスタートです。

    日本料理「こよみ」といえば、「田中美咲」と言われたい。

    お客様に顔を覚えてもらえるようにがんばろう!


※入社後の研修内容・実施行程は一例を記載しています。実施時期(期間)並びに配属後の研修スケジュールは施設により異なります。

PAGE TOP